カントラ工房NEWS~素材・LED・最新技術で魅せる看板設計~

このエントリーをはてなブックマークに追加
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
LINEで送る

株式会社カントラ工房の更新担当の中西です

 

 

~素材・LED・最新技術で魅せる看板設計~

 

 

看板製作の世界では、素材や加工技術、光源(LED・電飾)などがどんどん進化しています。特に11月は、冬の暗くなる時間帯が早まるため、照明・視認性・夜間演出を意識した看板の需要が高まる時期です。ここでは、最新技術を活かした看板設計・製作のトレンドと、当社として押さえておきたいポイントをご紹介します。

 素材選定の進化

看板素材にはアルミ複合板・アクリル・ステンレス・LEDチェンネルなどが用いられます。例えば、アルミ複合板は軽量かつ錆びにくいため屋外用に適し、アクリルは透明感・切削加工の自由度が高く、ステンレスは高級感・耐候性で選ばれます。

また、環境に配慮した素材も注目されています。リサイクル可能な材料や省エネLEDを組み込んだ構造で、「昼は看板、夜は装飾に映える」設計が増えています。

 LED・電飾看板の重要性

11月は日没が早まるため、夜間の視認性が売り上げに直結します。LEDバックライト・サイドライト・エッジライトを駆使することで、昼だけでなく夜も“存在感”を保つ看板設計が求められます。さらに、LEDを省エネ仕様にすると維持コストも削減できます。

最近ではRGBカラーLEDを採用し、「時間帯・季節・イベントに合わせて光色を変える」可変演出型看板も増えています。例えば、11月なら「早めの暮れ+暖色照明+季節マーク」の演出で温かみを演出する事例も。

 製作工程と品質管理

標準的な看板製作プロセスは、デザイン→素材選定→加工(CNCカット・レーザー切り)→組立・塗装→電装(LED配線)→検査・施工という流れです。

この工程では、特に以下の点が重要です

  • 加工誤差の最小化:デジタル加工機(CNC・レーザー)を活用することで寸法精度を上げる。

  • 防水・防塵設計:屋外看板は雨・風・ホコリ・温度変動にさらされています。シーリング・防水処理・適切なLEDドライバー選定が不可欠。

  • 発光ムラチェック:夜間点灯テストで「ムラ・ちらつき・色温度不一致」を確認し、納品時のトラブルを回避。

 デザイン面での差別化

素材・技術が標準化されている今、差別化の鍵は「デザインと演出」です。
11月ならではの視覚演出として、「暖色系照明+木目調フレーム」「モノトーン+アクセントカラー紅葉」「ライトアップ+シルエット切り文字の影演出」などが効果的です。

また、デジタルサイネージ看板が増える中、小規模店舗・ローカル商店では「手描き風レタリング+LEDハイライト」などのアナログ演出が逆に目を引くケースもあります。素材と技術を活かしつつ、“人の温もり”を感じるデザインを提案すると営業力が上がります。

まとめ

11月は看板製作において、素材・技術・演出すべてにおいて“見せどころ”の季節です。
日が短くなり、夜の時間帯が価値を持つこの時期だからこそ、昼夜問わず魅力的に映る看板設計が求められます。
素材選びからLED演出、施工品質まで、一貫して“こだわり”を持って取り組むことで、お客様からの信頼も高まります。
冬シーズンに向けて、今年の最終受注ラッシュを見据えた準備を、今から始めましょう。